サルコペニア肥満
体力の低下した高齢者が気をつけなければならない病気
「サルコペニア肥満」とは、“加齢や疾患により筋肉量が減少すること=サルコペニア”に“肥満”がプラスされた状態をいいます。筋肉のボリュームが減ったところに脂肪がつくため、見た目にはスリムなままほとんど体型がかわらないので、気がつかないまま放置していたために生活習慣病にかかってしまうといったリスクがあります。
サルコペニア肥満の定義は
・体脂肪率32%以上で、骨格筋量指数が5.67kg/m²以下
・女性の場合、体脂肪率32%以上で握力が18.0kg未満、または歩行速度が1.0m/秒未満
上記のサルコペニア肥満の定義に当てはまる方は、筋肉量を増やすため、良質なたんぱく質を積極的にとり、運動を心掛けてください。